僕は2歳のころから水泳を始めました。
きっかけは喘息です。
子どものころから喘息の症状があり、「水泳は呼吸器にいい」と言われたことがきっかけでプールに通い始めました。
小さいころは正直あまり覚えていませんが、気がついたら水泳は生活の一部になっていました。
小学校、中学校、高校、大学と水泳を続けることになります。
ただ、喘息を抱えながらの競泳生活は、決して楽なものではありませんでした。
今回は、喘息と水泳について自分の経験を書いてみようと思います。
水泳は喘息にいいと言われるけど…
水泳はよく「喘息にいいスポーツ」と言われます。
確かに、水の中で呼吸をコントロールするので呼吸器を鍛えやすいと言われていますし、実際に喘息の子どもに水泳を勧めるケースも多いと思います。
わたしは喘息の改善に水泳はおすすめします。
別の記事でそれは書きたいと思います。
ただ、競泳レベルになると話は少し変わります。
競泳はかなりハードなスポーツです。
練習量も多いですし、心肺機能もかなり使います。
僕の場合、普通の練習では問題なく泳げていましたが、きつい練習になると呼吸が苦しくなることがありました。
息を吸っているのに、うまく吸いきれない感じ。
当時は吸入薬も使っていました。
使っていたのはサルタノールとインタールです。
練習前に吸入して練習をしていました。
一番つらかったのは大学時代
競泳生活の中で、一番喘息の症状がきつかったのは大学時代でした。
大学の水泳部は当然ですが練習もハードです。
練習量も多いですし、メニューもかなりきつい。
特にしんどかったのが、サイクルタイムが短い練習。
「短い間隔で何本も泳ぐメニュー」「心肺を追い込む系の練習」
こういうメニューになると、呼吸がかなり苦しくなることがありました。
周りの選手は普通に泳いでいるのに、自分だけ呼吸がきつい。
これが結構つらかったです。
そして大学時代には、泳げなくなってしまった時期もありました。
喘息の症状が悪化してしまい、まともに練習ができなくなったのです。
それまでは普通に泳げていたのに、そのときは25mすら泳ぐのが苦しい状態でした。
途中で呼吸が苦しくなって立ち止まってしまう。
自分でもびっくりするくらい泳げませんでした。
今まで水泳を続けてきた中で、あのときが一番きつかったと思います。
周りの選手は普通に泳いでいるのに、自分だけ泳げない。
精神的にも結構きつい時期でした。
それでも水泳が嫌いになることはなく、できる範囲で練習を続けていました。
今はほとんど症状は出ていない
現在は日常生活で喘息の症状が出ることはほとんどありません。
極端に激しい運動をすると、少し呼吸が苦しくなることはあります。
ただ、普段の生活で困ることはほぼない状態です。
水泳のおかげで治ったのかどうかは正直わかりません。
ただ、長い間運動を続けてきたことは、体には良かったのかなと思っています。
喘息でも水泳は続けられる
自分の経験から言うと、喘息があっても水泳を続けることはできます。
ただし、無理は禁物です。
実際に僕は大学時代、練習の負荷が高すぎた時期に喘息の症状が悪化し、25mすら泳げなくなってしまいました。
自分の体の状態を理解することは本当に大事だと思います。
必要なら薬を使うこともありますし、体調が悪いときは無理をしない。
そういう付き合い方が大切だと思います。
水泳は呼吸を整えるスポーツでもあります。
うまく付き合っていけば、長く続けることができるスポーツだと僕は思っています。
喘息の人は水泳をやった方がいいのか?
よく「喘息の人は水泳をやった方がいいの?」と聞かれることがあります。
僕自身の経験から言うと、無理をしない範囲なら水泳はおすすめできるスポーツだと思います。
水泳は呼吸のリズムを意識するスポーツです。
泳いでいると、自然と「吐く→吸う」という呼吸の流れをコントロールするようになります。
こうした呼吸のトレーニングは、呼吸器を鍛えるという意味では良い影響もあると思います。
実際、僕自身も小さいころから水泳を続けてきて、今では日常生活で喘息の症状が出ることはほとんどありません。
個人差があるので水泳をすれば必ず喘息が治ると言い切れませんが
無理をすると逆に症状が悪化してしまうということあるかもしれませんね。
だからこそ大事なのは、無理をしないことだと思います。
体調を見ながら泳ぐこと。
必要であれば薬を使うこと。
そして、きついときは休むこと。
そうやって体と相談しながら続けていけば、水泳は長く楽しめるスポーツだと思います。
少なくとも僕にとって水泳は、喘息があったからこそ出会えたスポーツでした。
振り返ってみると、つらい時期も含めて、水泳を続けてきてよかったと思っています。


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