私は2歳の頃から喘息があります。
なので、喘息そのものは特別なものではなく、ずっと付き合ってきたものです。
それでも大学生の頃、今でも印象に残っている出来事があります。
ある日、25mも泳げませんでした。
体調が悪かったわけではありません。
風邪をひいていたわけでもない。
でも、その日は25m泳いだところで息が苦しくなりました。
少し休んで、もう一度泳ぐ。
それでも、また25mで止まる。
普段なら普通に泳げる距離なのに、その日はまったく身体が動きませんでした。
今振り返ると、その頃はしばらく余裕がない日が続いていた時期でした。
大学生活のこと。
将来のこと。
人間関係のこと。
色々なことを抱え込んでしまって、知らないうちに心の余裕がなくなっていたんだと思います。
頭では「まだ大丈夫」と思っていても、身体は正直です。
あの日の25mは、
「少し休んだほうがいいよ」という身体からのサインだったのかもしれません。
でも、思うように泳げない日があったとしても、
それはサボりでも弱さでもないと思います。
身体が「少し休もう」と言っているだけかもしれません。
そんなときは、無理に泳がなくてもいい。
実はそのあと、コーチに相談して1ヶ月ほど練習を休ませてもらいました。
当時は「休むこと」に少し罪悪感もありました。
周りは毎日練習しているのに、自分だけ休んでいいのかなと。
でも、思い切ってしっかり休むことにしました。
身体も気持ちも少しずつ余裕が戻ってきて、
久しぶりにプールに入ったときは、以前よりも楽に泳げる感覚がありました。
そしてそのあと、ベストタイムを更新することができました。
あの経験を通して感じたのは、
「頑張り続けることだけが正解ではない」ということです。
調子が悪いとき、余裕がないときは、
思い切って休むことも大切なのかもしれません。
水泳は長く続けられるスポーツです。
だからこそ、無理をしすぎず、自分の身体と相談しながら続けていくことが大事なのだと思います。


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